テスラモデルYパンク体験談

はじめに 〜EVドライブに潜む“静かな罠”〜
「EVは故障が少ない」と油断していた私を待ち受けていたのは、遠出先でのタイヤパンク。この記事ではテスラ モデルYに乗る筆者が体験した“ネジ刺さり事件”を、TPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)の重要性やJAFによる外部修理、そしてタイヤ交換の現実的コストまで、余すことなく紹介します。
1. 180 km走った先で異変!TPMSが示した「2.5 bar」の警告
家族での小旅行、目的地に到着して一息ついたときセンターコンソールに表示された空気圧が 4輪中1輪だけ「2.5 bar」。走行直後なら温度上昇で高めに出るはずが逆に低い!?嫌な予感とともにタイヤを確認すると、山が削れたネジがしっかり刺さっていました。

TPMSの常時モニターは命綱。モデルYは全輪標準装備なので出先でも異変をすぐキャッチできます。
2. 絶対NG!刺さったネジは自分で抜かない
ネジや釘は「抜けば治る」という誤解が根強いですが、実際は“栓”の役割。抜いた瞬間に一気に空気が漏れ、ビード落ちやホイール損傷に発展するリスクがあります。見つけても触らず、プロを呼びましょう。
3. JAFを呼んで修理を依頼
信頼度と安全性を優先して JAFをコール。以前から入会していてようやく呼ぶ日がきました。
- 現場到着まで約40分
- 刺さったネジ位置を確認し、外部修理を実施
- 修理後に圧を3.0 barまで戻し、漏れチェック
結果、帰宅まで約180 kmを無事完走できました。
とはいえ隊員さん曰く、「パンクの位置がサイド寄りだったり、再度抜けがあればタイヤごと交換を強く推奨します」とのことでした。
4. モデルYのタイヤ交換が“鬼門”なワケ
- 純正サイズ255/45R19は在庫が薄い
- AWDのため理想は4本同時交換
- 前後で溝差が出るとトラクション制御が狂う
- 20 万円前後の出費は覚悟(タイヤ+工賃+廃タイヤ料)
- 出先での即交換はほぼ不可能。
5. 内部修理 vs. 外部修理 〜究極の二択〜
タイヤ修理には外部修理と内部修理の2パターンがある。
項目 | 外部修理(今回) | 内部修理(パッチ+プラグ) |
---|---|---|
信頼性 | △ 応急的 | ◎ 長期使用可 |
作業時間 | 数分 | タイヤをホイールから外すため30〜40分 |
リスク | 低 | ビード固着→タイヤ裂け→廃棄の可能性 |
コスト | 5000円 | 6000円前後 |
今回は溝 5.5 mmも残っており、再発の兆候が出たら即総替えと決めて外部修理で様子をみることにしました。
6. まとめ 〜パンクは“いつでも・誰にでも”〜
- TPMSのおかげで早期発見:異常値を見逃さない
- ネジは抜かずプロに任せる:JAF会員なら即呼ぶべし
- モデルYのタイヤは入手性×費用が高ハードル:事前準備と予算確保を!
- 内部修理が最強だがリスクもゼロではない:状況に合わせた選択を
- 溝が4 mmを切るor空気が再び減少→4本総替え(約20 万円)で安全マージンを確保予定。
おわりに
EVは静粛で快適でもタイヤだけはガソリン車と変わらない消耗品。安全と財布を守るために、TPMSチェックと定期的な点検を習慣化しましょう。この記事が「パンクなんて他人事」と思っているあなたのヒヤリを未然に防げたら幸いです!
では、次回のブログでお会いしましょう!
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