テスラ Model Y Long Rangeは雪道でどれくらい航続距離が落ちる?暖房ON・スタッドレスで430km検証
電気自動車って、雪道だと航続距離がどれくらい落ちるのか気になりますよね。
「冬はバッテリーが弱い」
「暖房で一気に減る」
そんなイメージを持っている方も多いと思います。
結論から言うと、確かに航続距離は落ちます。
ただし今回の検証で分かったのは、
「気温よりも“速度”の影響の方が大きい」
ということでした。
今回は、私がよく通っているムイカスキーリゾートまでの約430kmの行程で、実際の電費と航続距離を比較してみました。
前提条件
今回の条件はかなりリアルな冬仕様です。
- 車種:Tesla Model Y Long Range 2023
- タイヤ:スタッドレスタイヤ装着
- 暖房:20〜22℃ オート
- 走行距離:約430km(往路で比較)
- 途中休憩:トイレ休憩1回(10分以内)
かなり実用に近い条件なので参考になると思います。
ケース1:ハイペース走行(追越車線多用)
まずは一番電費が悪くなりそうなパターン。
- 平均気温:-1.9℃
- 走行距離:218km
- 消費電力量:42.6kWh
- 所要時間:3時間40分(充電18分含む)
- 高崎SCで途中充電(到着78% → 目的地57%)
電費:約195Wh/km
このケースでは復路が不安だったため、途中で充電を挟みました。
ケース2:省エネ走行(走行車線メイン)
次は速度を抑えたパターン。
- 平均気温:5℃
- 走行距離:214km
- 消費電力量:31.2kWh
- 所要時間:3時間11分
- 充電なしで目的地到着(残量53%)
電費:約146Wh/km
さらにこのケースでは、
帰りも無充電で帰宅できました。

比較して分かったこと
電費差は約36%
- 42.6kWh → 31.2kWh
約11kWhの差
これはかなり大きいです。
気温差よりも「速度」の影響が大きい
今回のポイント
- 気温差:約6℃
- それでも電費は大きく変化
原因はほぼ速度(空気抵抗)。どの車でもそうですが、高速域で電費が悪化しやすいです。
■ 結論:ゆっくり走った方が早い
これ意外と重要
- ハイペース → 充電必要
- 省エネ走行 → 充電なし
結果的に省エネ走行の方が早く到着
雪国テスラの便利ポイント
プレコンディショニングが神
今回のように大雪の日でも
出発前にアプリで暖房ON
これをやると
- 車内は暖かい
- 雪が溶けて除雪が爆速
冬のストレスがかなり減ります。雪が窓に付着しないで溶かし続けてくれるので、雪がつるんと落ちていきます。


高崎スーパー充電(V4)の感想
今回利用した新設の充電スポット
- 場所:イオン高崎
- タイプ:V4スーパーチャージャー

良い点
- フードコートありで時間潰しに最適
注意点
- 高速から少し遠い(約10分)
- 経由するとトータル約25分ロス
ルートに入れるかは余裕次第
新たに新設されたV4は出力が高い代わりにコネクターが太く、取り回しが難しいと感じた。

まとめ
今回の結論です
雪道だから航続距離が落ちるというより、「踏みすぎると落ちる」が正解
- 速度を抑えれば電費はかなり改善
- 無充電での移動も現実的
- 冬でもテスラは普通に使える
「EVは冬に弱い」ではなく、「雑に走ると弱い」が正しい。