冬の福島スキー旅!テスラ モデルYで快適ロングドライブ&雪道走破

冬の福島スキー旅!テスラ モデルYで快適ロングドライブ&雪道走破

今回は 福島県にある「EN RESORT」でのスキー旅行 を、テスラ モデルY ロングレンジで楽しんできました。東京から約340kmのロングドライブ、冬道での走行性能、低温時のバッテリー消費など、電気自動車ならではのポイントをレポートします!

テスラでのロングドライブ:冬でも余裕の航続距離

今回の目的地「EN RESORT」は、東京から約340km。モデルY ロングレンジは冬でも400km以上の航続距離があるため、片道は無充電で走破可能です。ただし、目的地に充電設備がないため、途中のスーパーチャージャー(SC)で充電する必要がありました。

▶ 郡山スーパーチャージャーでの充電

  • ルート上で最適なのは郡山SC(インターから約4分)
  • 東京から258km地点、到着時のバッテリー予測は25%
  • 東北道には120km/h区間もあるが、100km/hほどで走行したため、実際は26%で到着
  • 朝食を取りながら29分充電し、81%まで回復(約1,700円)

途中、大雪による事故渋滞があり迂回。その影響で予定より6%多くバッテリーを消費し、最終的に目的地には56%で到着しました。

雪道も余裕!テスラの異次元の走破性

今年は例年にない大雪で、道路脇にはまるで「氷の回廊」のような雪壁ができていました。

これまで雪道最強と思っていた スバル車 を超えるほどの安定感に驚愕。
その理由は、電動AWD(オールホイールドライブ)のレスポンスの速さにあります。

  • ガソリン車は駆動力の配分にタイムラグがあるが、EVはモーター制御で瞬時にトルクを調整
  • 滑る感覚がほぼゼロ:スタッドレスタイヤ+トルク制御の組み合わせが完璧
  • ブレーキ時の回生ブレーキがスムーズで、雪道でも安定して減速

「EVは雪に弱い」というイメージを持っている人は、認識を改めた方がいいかもしれません。

低温時のバッテリー消費:2泊でも余裕!

電気自動車は、停車中でもわずかにバッテリーを消費します。特に、寒冷地では消費が大きくなると言われていますが、今回は 2泊(53時間)でわずか4%の消費に抑えられました。

  • 到着時のバッテリー:56%
  • 2泊後の出発時:52%
  • 気温:到着時 -4℃、夜間は-10℃以下

この消費には、出発時のプレコンディション(車内暖房&バッテリー温め)も含まれています。
ヒートポンプを搭載したモデルYは、エネルギー消費が効率的なため、思ったより消費は少ない印象でした。

スーパーチャージャーの使い方で変わる充電コスト

EVの利点の一つは、充電中に自由に過ごせること。
ガソリン車のように給油を待つ必要がなく、充電時間を食事や休憩に充てられます。

帰路では、郡山SCで食事を兼ねて充電しました。

  • SC到着時:バッテリー42%
  • 48分充電で96%まで回復(充電料金:約3,255円)
  • すぐ隣の松屋で夕食をとりながら充電

充電コストの違い

行き(25%→81%):1,700円(29分)
帰り(42%→96%):3,255円(48分)

充電残量が多いほど充電速度が遅くなるため、充電時間が長引くほど料金が高くなる傾向があります。この2つのセッションは同じ充電量(41kwh)でした。
そのため、充電の仕方もコツ1つで大幅にコストを抑えられます。

走行データまとめ

項目 データ
総走行距離 665.27 km
消費電力 114.24 kWh
エネルギー効率 172 Wh/km
平均気温 1.03℃
走行時間 9時間

ポイント

  • 東京→郡山はバッテリー消費が多め
  • 郡山→東京は緩やかな下り坂のため、消費が抑えられた
  • 最適な充電ポイントを考えることが、コスト削減につながる

まとめ:冬のロングドライブもEVなら快適!

テスラ モデルYでの福島スキー旅行、想像以上に快適でした!

ロングドライブでも航続距離の心配なし
雪道でもEVのAWDは異次元の安定感
低温時のバッテリー消費は想像より少ない
スーパーチャージャーの使い方次第でコストを抑えられる(充電タイミングが鍵)

今後、高速道路のPA内にスーパーチャージャーが増えれば、さらに時間を無駄にしないEV旅行が可能になりそうです!

EVの冬旅に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください!

では、次回のブログでお会いしましょう!

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